『夜の煙突』に涙を禁じ得なかった。鈴木さえ子も鈴木祥子も矢口博康も関係ない。ただ単純に詞が良い、曲が良い。
はしごをのぼる途中で ふりかえるとぼくの家の灯りがみえる
カーネーション『夜の煙突』
この一節を超える歌詞とメロディーを今のところカーネーションは生み出し得ていない。シンガーとして、バンドとしては間違いなく熟練しているけれど、ソングライターとしての直枝政弘は直枝政太郎を超えていない。
結成20周年おめでとう。次の20年は『夜の煙突』を超える名曲を生み出すために。
僕は聴き続けます。