昨夜のThree Blind Moses、そのセットリストと感想を手短に。
- Decent incense
慶一は白のフェンダー・ジャズマスター。棚谷はファルフィッサのオルガンをメインにKORG M1でベースラインを弾いていました。イントロのフレーズ、慶一の運指がかなり怪しい。後半はフェンダー・ムスタングベース(細野さんが使っているのと色も同じ)に持ち替えてインタープレイに突入。コーダの部分でイントロのフレーズをユニゾンしたのですが、ちょっとテンポを落としたとはいえギターの時よりも正確に弾けていたように聴こえたのは気のせいか。
- ブラックアウト2(※表記不明。新曲)
NYの大停電にインスパイアされて作った曲とのこと。棚谷はデジタルピアノを中心にプレイ。歌・演奏ともにまだこなれていない印象。
- 汝、婦女子を救うことなかれ 主よ、婦女子を呪い給え
スリブラのレパートリーの中では僕が最も気に入っている曲なのですが、正直言ってヴォーカルがちょっとアレでした。
- こうもりが飛ぶ頃
よもやスリブラでこの手の旧作をやるとは思ってもいなかったのでビックリ。再びムスタングベースに持ち替え、立ち上がってノリノリの慶一。この日ベストの演奏でした。
以上。アンコールはなし。終電間近な時刻だったせいか、客も煽ることなくそそくさと帰っちゃいました。勿体無い。それとも会場側から「さっさと終わらせろ指令」が出ていたのですかね? あるいは同会場で午前0時から慶一の誕生日パーティーが行われたのだったりして。Dr.Kが会場に姿を現していたのはそのためだったりして。その後幸宏や知世ちゃんも駆けつけちゃったりして。で、みんなでザ・バンドとかプロコルハルムのカヴァーを演奏しちゃったりしたのだったりして。いかにもありそうな、なさそうな話。